
雷の精霊の使役に長けたエルヴァーン族の(元)魔術師。
熾烈を極めた大戦時に師であった大魔法使いをして
その魔力が過去をも変えるほどの物であると言わしめた。
そして、大戦終了後に過去を司るとされる女神よりその名を拝命する。
何所にでもいるような名前をもっていたそのエルヴァーンの女性はウルドと名乗る事となった。
実は半分悪魔だったらしく、その影響によるものか若干人格に問題があったようだ。
その姫気質に周囲の物、そして時のサンドリア王までもが
枕を高くして眠る事ができない日が続いたという。
結構飽きっぽくも有るらしく、現在は溢れんばかりのその魔術の才能を使う事も無く
現在は南サンドリアのとあるレストランでバイトをして生計をたてているようだ。
ウィンダス在住の某魔道士様とは意外と気があうらしい。
さすが同種は惹かれあうと言う事か・・・
# その後、この手記を書いたタルタルの記者を見たものはいなかった……